研究・技術開発紹介
最新の研究
2018年12月
桟橋上部プレキャスト工法の開発 <土木>
概要 従来、桟橋の上部工は、鋼管杭の打設を行った後、足場・型枠支保・鉄筋組立・コンクリート打設といった一連の海上作業で構築されますが、潮位や波浪等の海象条件の影響を受けます。このため、桟橋上部工をプレキャスト化することで […]
続きを読む2018年12月
インバートコンクリートの長期養生工法「キュアロード」を開発 <土木>
~岡三リビック㈱・積水化成品工業㈱・早川ゴム㈱との4社共同開発~ 背景 山岳トンネル工事において、切羽作業と並行して切羽後方のインバートを施工するためには、切羽からの掘削ずりの搬出や、資機材の搬入通路を確保する必要があり […]
続きを読む2018年12月
国内初 港湾工事に本格的なCIMを導入 <土木>
図-1 桟橋のCIMモデル(相馬港のLNG基地建設工事) 背景 国土交通省は、2012年にCIM(Construction Information Modeling/Management)の取組みを開始し、現在まで多くの […]
続きを読む2018年12月
繊維補強カルシア改質土を開発 <土木環境>
~沿岸技術研究センターによる港湾関連民間技術の確認審査・評価事業で評価証を取得~ 概要 カルシア改質土は、軟弱な浚渫土とカルシア改質材(転炉系製鋼スラグを成分管理・粒度調整した材料)を混合した材料で、強度発現、濁り発生抑 […]
続きを読む2018年12月
省エネルギー設計支援を目的とした「ZEB評価ツール」を共同開発※1 <建築>
~設計段階での省エネルギー効果の評価が可能に~ 背 景 石油危機以降、わが国の最終エネルギー消費は増加傾向にあり、徹底的な省エネルギーが課題となっています。そこで、室内外の環境品質を低下させることなく、大幅な省エネを実現 […]
続きを読む2018年12月
「五洋土工情報収集システム(i-PentaCOL)」を開発 <土木>
~多種多様なi-Construction機器の統合へ~ 背 景 一般的なICT土工事では、バックホウやブルドーザの管理システム等、複数の重機や機器ごとに異なる施工情報を、職員がデータ収集し、管理を行っています。最近では […]
続きを読む2018年12月
桟橋の調査診断システムを開発 -ICT,画像処理技術を駆使して桟橋の維持管理に貢献- <土木>
背 景 従来の桟橋の調査は、3名程度の調査人員が小型船に乗り込み、潮位の影響で調査時間が制限される中、船上から観察して写真撮影やスケッチ図を作成して劣化状態を把握し、劣化度の診断は専門技術者が写真やスケッチ図を見ながら判 […]
続きを読む2015年03月
動的破砕による杭頭処理工法を実用化 <建築>
場所打ち杭の杭頭処理は、一般に人力によるはつり作業や静的破砕剤によって行われていました。しかし、はつり作業では、周辺への騒音や振動の問題や作業員に対する負荷が大きいことが課題であり、静的破砕剤による処理では、処理に要する […]
続きを読む2014年10月
サンゴ礁州島形成のメカニズムを解明 <土木>
サンゴ礁州島とは、サンゴ礁上にサンゴ礫などが打ち上げられて作られる地形で、インド洋や太平洋島嶼国で多く見られます。サンゴ礁のリーフエッジによって砕波が生じ、その強い流れによってサンゴ礫が運搬・堆積することにより形成されま […]
続きを読む2014年06月
柱と柱梁接合部のコンクリートを打ち分けられるP-RCS構法 <建築>
P-RCS構法は、梁に軽量で大スパンにも対応できるS造を用い、柱には安価で剛性の高いRC造を用いることで、従来のS造やRC造よりも合理的な設計が可能となり、コスト低減が期待できる工法です。S造に比べ鉄骨量を半分程度におさ […]
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