技術研究所について

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受賞

2021年12月2日

日本港湾協会論文賞を受賞

2021年6月9日、技術研究所土木技術開発部の宇野課長と洋上風力事業本部技術部の白係員が、日本港湾協会論文賞を受賞しました。本賞は、港湾の整備及び海岸保全に関して、特に優れた論文を発表した個人または団体に贈られるものです。

受賞したのは「AIを用いた桟橋の残存耐力評価手法」で、東京工業大学 岩波光保教授との共同研究の成果です。これまで開発してきた汎用構造解析プログラムによる桟橋の残存耐力評価手法をベースとしてAIモデルを構築し、劣化度判定結果からAIにより容易に高精度な残存耐力評価が可能となりました。桟橋の供用可能期間を予測できることから、予防保全型の維持管理計画策定にも貢献するとして協会から評価されました。

代表者として宇野課長は「港湾施設の維持管理に対する意識が高まる中、劣化状況だけでなく地震等による損傷も想定した上で維持管理計画が立案できるという点も評価のポイントになったと考えています」と述べました。。

宇野課長(左)白係員(中央)水流所長(右)

 


【関連技術】

桟橋の残存耐力評価システム

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