ビオトープ
近況報告
2015年6月2日
クロスジギンヤンマの羽化と産卵
この時期、ガマの茎等にクロスジギンヤンマの抜殻をよく見かけますが、今日は羽化中の個体を見つけました。
羽化直後のクロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマは、林の縁の水辺を好む大型のトンボです。胸のところに黒い筋が入るのがギンヤンマとの違いで、名前の由来にもなっています。
パトロール中のオス(写真を撮るのは結構大変です)
ビオトープ造成直後からの常連さんで、5月~6月に池で羽化して、産卵にも訪れてくれます。技術研究所の生物調査の一環として、クロスジギンヤンマの羽化個体数の記録も行っています。
産卵中のメス
羽化に向けて水中で待機状態のヤゴ