研究・技術開発紹介

研究・技術開発紹介

五洋の技術 土木技術 : 山岳トンネル

施工

曲がりAGF工法

曲がりAGF工法は、半径30~40m程度の弧状に加工した鋼管と注入材を用いて弧状の先受け構造を切羽前方地山に造成し、切羽安定対策、地表面沈下対策などに効果を発揮する工法です。


曲がりGFRP管フォアパイリング工法

曲がりGFRP管フォアパイリング工法は、先受け部材と注入材を用いて切羽前方地山に弧状の地山改良補強体を造成する長尺先受工の一種です。先受け部材には、弧状の鋼管(先頭管)と軽量・高強度のGFRP直管(後続管)を使用します。

施工管理

Penta-NAISS(山岳トンネル計測データ一元管理システム)

「Penta-NAISS」は、施工時の観察・計測結果に加え、施工情報(いつ、どこで、何を施工したか)も一元的に管理できるシステムです。Penta-NAISSの運用により、観察・計測結果が半自動的に分析されるため、多様な視点からの評価が可能となり、迅速かつ適切に施工にフィードバックすることができます。

調査・モニタリング

切羽前方コアサンプリングシステム

切羽前方コアサンプリングシステムは、トンネル掘削汎用機械であるドリルジャンボで迅速に切羽前方地山から岩石コアを採取し、直接的かつ簡便に地質を評価することができます。

材料

コンクリート用高性能被膜養生剤「クラテキュア」

コンクリート用高性能被膜養生剤「クラテキュア」は、水分閉鎖性に優れた油性成分を有した乳化剤であり、初期材齢時のコンクリート表面に噴霧することで半固形の油性被膜を形成します。養生時に水分蒸発を抑制することからコンクリートのひび割れを防ぐ効果があり、構造物の品質と耐久性を向上させ、構造物を長寿命化させます。

安全

換気設備自動制御システム

「換気設備自動制御システム」は、メタンガス濃度等の坑内環境の自動測定と“見える化”、そして測定結果に応じて換気設備風量を自動制御するシステムです。

環境

吸水性泥土改質材「ワトル」

吸水性泥土改質材「ワトル」は、製紙会社から発生するペーパースラッジ焼却灰(PS灰)に特殊薬剤を混合し水和処理した製品です。港湾・河川・湖沼での浚渫土処理だけでなく、陸上の掘削工事にともなって発生する泥土や汚泥の処理に活用できます。


ウォータパネル式防音扉

ウォータパネル式防音扉は、壁材を中空のブロック構造とし、充填材に水を使用します。防音扉は空ブロックを吊込み後、注入バルブから水を注水します。

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